蹴るための道具
道具は常に整備しておかなければなりません。切れない包丁では、自分が危険なだけでなく、見栄えの良い料理もできません。
テコンドーにおいて、道具とは筋持久力だったり、フットワークだったり、蹴り足だったりします。
試合を想定しなければ、各自のペースで運動すれば良いので、高い持久力は要求しません、楽しめる程度の運動ができればそれで良いです。
フットワークはなぜ必要か、それは相手との駆け引きです。ですが試合に出ないのであれば必要ありません。ただ、蹴りを単なる蹴りとせず、意味のある蹴りとするためには、たとえ相手がミットであっても、それが敵というイメージを持って、フットワークを駆使することが望ましいです。前には敵がいると言うイメージは大切ですね。
そして本題の蹴り。
テコンドーの蹴りは足首から下、つまり踵や甲、裏などを相手に当てます。足の裏や踵はまだ良いとして、足の甲の骨は非常に細く弱いところです、ボクシングの選手が手の甲の骨を骨折することは珍しくないようです。その弱い部分でなぜ蹴るのか、と言う疑問はあります。ただ疑問ばかりで蹴らないことには始まりません。しかし初めのうちは、蹴りが定まらず、ミットの硬い部分を蹴ってしまうこともありますし、防具は週刊誌位の硬さがあり、子供では割と痛がる子もいます。試合では人体最強と言われる肘と衝突することもあります。
自分は骨の成長しきっていない子供には硬いものは蹴らせたくないので、やわらかいミットを歩く事のように自然体で蹴れるようになれば良いと思っていますが、成人男性には多少でも自分の道具である足を鍛えてもらいたいと思っています。
各部の骨を鍛えておくことは、攻撃のみならず防御の面でも有効です。受けられるのが怖くて蹴れなくては何もできませんし、また手で受けるのは痛いからと、逃げ腰になっていては成長しません、痛くないと自信があれば、前に出ることもでき、正しく受けれたときは逆に痛みもありません。さらに日常生活で脛や足の小指などぶつけた時でも、ダメージを軽減できます。
あと脛は弁慶の泣き所とも言うように、ぶつけると痛いものですが、脛の骨はかなり太く硬くて頑丈です。普段物が当たらない場所だけに、接触に慣れていないだけだと思っています。痛いという感覚を無視すれば、鍛えるのは楽です。また鍛えた効果は実感しやすいです。
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